芸術と文化と都市ニューヨーク。ずっとずっと憧れてい街での生活で驚いたことをご紹介します♪
2019年の夏、2か月間だけニューヨークに短期滞在しました。
海外旅行に不慣れで一人で国際線に乗ったこともないような小鹿ちゃんでしたがなんとかなりました(^^;
・家に洗濯機がない
ニューヨークほほとんどのエリアで配管が整備させていないため、自宅に洗濯機はなくコインランドリーに持っていくのが常識。
だから洗濯物を干している家庭が一つもなくて景観も損なわれません。
はじめはびっくりしましたが、コインランドリーはそこらかしこにあるので、家から1分以内に2か所もあってまったく不便に感じませんでした。
値段も100円くらいで安いのでとても助かりました。
・シェアハウスで住人の交流ほぼなし
ニューヨークの地価は世界一高いといわれています。
家賃もむちゃくちゃ高い!だから多くのニューヨーカーは仕方なくシェアハウスに住んでいる人がほとんど。
人種のるつぼで外国人も多く住んでいるため、極力トラブルを起こさないよう関わらずに生活しているように見えました。
私の持つイメージの「楽しいシェアハウス」とは全く違っていてちょっと悲しかった。
でも長く住む人たちにはそれがベストなんでしょうね。
・ゴミは穴掘って埋める
ニューヨークはとにかくゴミだらけ。
マンハッタンの中心にあるタイムズスクエアは夏にいくと悪臭が酷く、街の中心部に大量のゴミが一時的に集められていました。
分別もあるようでないに等しく、すべてのゴミはニュージャージーに運ばれ大きな穴を掘ってコンクリートで蓋をしてその上に木を植えて公園にしたりするそうです。
大陸のなせる業ですね。ただ、街の至る所にゴミ箱が設置してあるのでとても便利でした。
・公衆トイレがない
私は頻尿なのでこれが一番困りました。(^^;
ニューヨークって町中でイベントやってたりするので動き回っていたのですが、急にトイレに行きたくなっても公衆トイレがないんです!
治安が悪かった80年代以降、犯罪に使われないように公衆トイレはすべて撤去されたそうです。
近くにカフェやホテルがあればいいのですが、まったくないエリアもあるので、常にトイレの場所は意識していました。
カフェのトイレも鍵がかかってて商品を買わないと貸してくれないところがほとんど。
ただマクドナルドだけは自由に使えました。
有難や。
・スーパーのビニール袋 基本二重
スターバックスは全店舗で紙ストローを取り入れるなどエコに関し先進的なのかと思いきや、マイバック的なものを持参している人はみかけませんでした。
しかもスーパーのビニール袋が恐ろしく薄いため2枚重ねしないと人参が余裕で突き破ります。
これにはびっくり。
しかも日本の袋みたいに丈夫じゃないから再利用もできない。
・ビーサン短パンTシャツスタイルが普通
もちろん人によってはとてもお洒落なひともいるんですが、バッチリ化粧にカラフルな服を着て髪を明るく染め、ハイヒールを履いて電車に乗った日にゃ、田舎もんだとバレバレです。
いまどきのイケてるニューヨーカーは朝ジムにいってそのままのカッコで友達とブランチを食べに行くんだそうですよー。
ハイヒールはパーティの時などに履いていくもので、タクシーでいくか電車ではビーサンに履き替えるんだって。
・タクシーよりウーバー
ニューヨークではよく電車が止まったりしますし、バスは結構乗り継ぎが多くて大変なのでウーバーが便利です。
スマホのアプリで近くの車を呼ぶことができ、混んでなければ5分以内で来ます。
行き先を指定して事前にカードで支払いを済ませるのでぼったくりもなく安心です。
口頭で行先を伝えなくていいから、英語が苦手な人にはめっちゃお勧めです!
私はうっかり2度もウーバーの中にスマホを忘れてしまいましたが、メールで乗車履歴が送られてくるのでドライバーに連絡し無事に返ってきました。
安く済ませたいときは、4人までの乗り合いサービスを利用できます。
人数がそろうまで少し待つこともありましたがほとんどすぐ集まりました。
・電車のダイヤは予告なく変更
日本の常識でいくと痛い目みます。
電車の時刻表などあってないようなもの。
遅れてくるなんて普通だし、各駅列車にのったはずなのに途中で快速になったり、昨日まで下りだったホームが上りになってたり。
ちょっと帰りが遅くなってしまったある日の夜に、降りたい駅で降りれなくて往生しました。
ニューヨークの夜にひとりぼっちでめっちゃ怖かった。。。
最初は「どんだけ~」って感じでしたけど、恐ろしいことに人って慣れるんですね~。
ハプニングが起こってもそれなりに対応できるようになりました。
・ホームレスが多い
ニューヨークのホームレス人口は全米でもトップクラス。
7万人以上が路上で生活をしているそうです。
東京の比較にならないほどの多さ。
女性も子供もペット連れもいます。
管のなかにコインをいれてひたすらカラカラ鳴らすひとや、電車の中でホームレスになった事情を話して回る人。
人の方にわざとぶつかってきてチップをねだる人。
中には車にの中から私に声をかけ、お金をせがんでくる人。(その前に車売ったら?)
一番びっくりしたのは、真夏の地下鉄の出口の鉄板の上で裸で倒れているひとを見たとき。
最初はホームレスに同情し、チップを渡したりもしていたのですが、
そのショッキングな光景をみて、もう考えることをやめました。
コロナ渦で経済が落ち込んだいま、きっともっと悪化しているでしょうね。
だけど引力が強い街 それがニューヨーク
東京のようにトイレは奇麗じゃないし、公共施設にエレベーターやエスカレーターはないし、地下鉄の駅は空調設備が整ってなくてサウナのように暑くて、対して電車内は凍えるほど寒い。
そんな文句しかでてこないけどなぜか心を焼くように思い焦れるのは、ニューヨークの不思議な魅力です。
なぜそんなニューヨークに住み続けるのか、私の恩師が理由を教えてくださいました。
不便の中に生きている実感がある
今は行くことはできないけれど、コロナが明けたら、またあのマンハッタンに沈む夕焼けがみられるかな。
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